9月議会閉会日

2021年10月12日

10月12日、9月議会閉会日を迎えました。ここ最近、新型コロナウイルス新規感染者数が減少しており、緊急事態宣言の後に10月1日から17日まで出されている「愛知県厳重警戒措置」を17日で解除するのか、また別の措置を取って継続するのか、悩ましい状況です。飲食業の皆様は、現在夜9時までしか営業できないので、17日以降も何らかの形で規制が残るとなると更に厳しい経営状況となります。

 

かといって、これから必ず来ると予想されている第6波に対して、自治体としてどのように取り組んでいくのか、行政側としても頭の痛いところです。とにかく今はワクチン接種を呼びかけて、ウイルスに対する抗体を多くの人が持ち、感染防止と感染を広げないようにお互いに協力していくことが重要です。ワクチン接種率も日本は64.83%(10月12日現在)で世界第8位となりました。

 

さて、9月議会ではさらに新型コロナウイルス感染症対策の補正予算を913億円計上し、これで累計額は1兆1,387億円となりました。『厳重警戒措置の実施に伴い、売上が減少した酒類販売事業者に対しての応援金の交付』『国と共に「ワクチン・検査パッケージ」に関する技術実証を行う』など、アフターコロナに向かって、経済活動も動き出しました。

 

新規感染者数を0(ゼロ)にすることは難しいかもしれませんが、厳重警戒措置が解除になった後も、自粛生活や感染予防対策を続けていくことが大切です。感染リスクが高まる5つの場面として、『①飲食を伴う懇親会等 ②大人数や長時間に及ぶ会食 ③マスクなしでの会話 ④狭い空間での共同生活 ⑤居場所の切り替わり』をあげています。気持ちを引き締めて予防対策を続けていきましょう。